こんにちは。くろしばです。
バイク好きである以上、都会に住む不便さを感じるのは避けられないことかも知れません。
これから先の長い人生、大都会の高層オフィスビルに勤めるか、はたまた違う人生を歩むのか。
そんなことを考えながら週末に都会を離れた生活を覗いてみましたヘ(゚_゚)ノ
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都会の便利さか、田舎ののどかさか
都会に勤めるサラリーマンなら誰しも考えるのではないでしょうか?
こんなに窮屈な町にずっと居続けるのか?
僕もおんなじことを考えました。
隣の芝生は青いっていいます。
きっと地方に住んでいる人は、
こんな不便な場所ではなく、東京に住んでみたいなー。
こう思っている人もいるのでは?
そこで最近は、
隣の芝生が青く見えるのなら隣にお邪魔してその色を見てみれば良いのでは(。-`ω-)?
そう考えるようになってきました。
まずは経路を模索
会場に着くとまさかの
友人の誘いもあり、夏ごろに就農者と農家との仲介を担う会社の説明会に。
電車に乗り遅れて数分遅れでその会社に到着。
こんにちは。すいません遅れました!汗
あ!お待ちしておりました。
あれ、他の人は…
今日はお2人だけですよ(^^)
貸切ってわけです。
講師の方も僕たちの探り探りの温度感を見て、
その日は実際に進化で農家を始めるにはどのような手順を踏めば良いのかを説明する趣旨にしてくれました。
農業法人に転職
これは会社員継続コースです。
読んで名のごとく農業を行なっている一般企業に就職して、農業のノウハウを間につけるというもの。
これのメリットは、
会社員の安定した収入をキープしながら農業の世界に突入することができること。
捨てるものの小ささという点から、敷居は比較的低いと言えます。
とは言え、将来的な独立を前提としているのであれば、そういった地域を盛り上げることを推奨している法人を選ぶ必要があります。
そうでないと、
利用するために入社したのか。
と思われてしまうことも。
また、就職した法人と同じ地域で独立することが自然なルートとなりそうです。
弟子入りコース
これは覚悟の個人事業主コースです。
会社員生活を振り返ることはもうない!
という方のコースとも言えます。
仲介組織の主催する面接などで親方となる農家の元へ弟子入りし、数年修行、その後に独立するというコース。
メリットは
親方との馬が合えば、とても強靭な絆を築きながら独立後もサポートを受けることもできます。
デメリットとしては
研修中の収入が、国からの新規就農者向け助成金のみになること。
この助成金は、農家としての整形が成り立つまでの最大7年間、150万円ずつを受け取れる制度。
ただし途中リタイアは原則許されていません。
最悪返金処分になることも(´・ω・`)
全国の農業紹介するセミナーに行ってみた
次のステップとして全国の農業団体が集いブースを展開してくれる 新農業人フェア なるものに参加してみました。
この会は全国の農家の方や、農業法人、農業大学校なと、数多くの農業関係者が集います。
その方々が新規の新規就農への門を開いて待ってくれているというスタンス。
ここで僕は地元埼玉や、雄大な大地が魅力の北海道、友人の故郷静岡の説明をきき、それぞれから各地域の農業の様子を聞きます。
そして締めくくりに農林水産省による日本の農業の実態の説明や施策についてをききます。
今日本では農業従事者が高齢化していくことを懸念し、新規就農者向けの補償を打ち立てています。
先ほど話にあげた助成金もその一つ!
ここで最も衝撃だったのが、
実際に新規就農をして5年経過した人のうち、
実に半分程度がアルバイト等をしないと生計が立たないという事実。
夢あれどもなかなか難しいですね(´・ω・`;)
実際に農家体験
すっかり心の炎が消えてしまいそうでしたか、
どうせなら一度現場で見てみようと、現地見学会に応募してみました。
曇天でしたけど久しぶりの自然は気持ちよかったですよ!
育て方いろいろのミニトマト
想像していたよりも規模の大きいトマトハウス。
トマトの育つ土壌には、水耕栽培という、水を使ったもの
土を使った土坑栽培
液肥を使った溶液栽培など、育て方によって呼び方もメリットもいろいろあるみたいです。
加工業者を使ってジュースを作っている農家さんもいました。
これがめちゃめちゃうまい!
食塩を足したような味がまったくせず、不自然な甘みもありません。
でも加工品としての物足りなさもない。
絶妙の一品でした。
裏をみると。
トマトだけ(´゚д゚`)
まさにそのままの味を生かしてる感じです。
1パック5000円の値がつくこともあるいちご
見学に行ったイチゴ農家さんでは、次の世代の人材育成に力を入れるやり手の事業主の方と出会いました。
其の方は、経済面はさほど心配ないとおっしゃっていました。
地域、農産物の種類、農家さん自身のノウハウ、力、そういったところでも農業経営の財政面は異なってくるようでした。
軽くの普段の生活や収穫のお話の後に、
会社員と事業主の違いを熱く語ってくださりました。
それがまた共感できることばかり。
要は
会社員は安定した給料が約束されている。
ただしどれだけ頑張ってもある一定以上稼ぐことは難しい。
個人事業主は上限も加減も誰も決めない。
どっちを面白く感じるか、そんなものはその人次第。
俺は自分で事業をやってるが、
安定した収入があるっていうのも大事なことなんだ。
的な。
その通りですよね。
1番なりたくないのは
自分にはこうする以外選択肢がないと決めつけて人生の可能性をしぼめてしまうこと。
染みますわぁー(;ω;)
まとめ
何よりも得られたことは、自分が普段見ることない業界のリアルを現場でみることができたこと。
あとは会社員でいるとどうしても関わりの少ない経営者や個人事業主の方の生の声。
今の僕にはとても刺激的でした。
農家になるにはやはり後戻りしない覚悟や、金銭的なリスクを背負うことは少なからず必要ということははっきりしました。
ただ、今の生活では得ることのできないある種の自由、それはだらだらと過ごせる時間のことではなく、自分の人生を自分でコントロールする生き方というのを見せてもらうことが出来ました。
人生いっかいきり。
後悔をしない選択をしていきたいものですね(`д´)
ではでは( *`ω´)ノ
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