こんにちは。くろしばです。OpenAIのChatGPTが世の中に知れ渡ってから少し時間が経ちましたが、皆さんはどんな気持ちで過ごしているでしょうか。人がAIとどう付き合っていくのかを少し考えてみようと思います。
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AIの出現の意味
ChatGPTのびっくりするくらいの精度を見た時の皆さんの感想はどんな感じでしょうか?
「ほー、便利な時代になったなー」
「やべ、仕事がなくなるんじゃ、、」
「ん?なにそれ?」
のどれかあたりなんじゃないかなーと予想します。
多分100%ワクワクだけでとらえた人は、経済的にそこそこ余裕のある人なのではないかと思います。
ちなみに僕はWEB系のエンジニアなので仕事がなくなることはしばらくはないんじゃないか、と今までは思っていました。
いやー、でも今回は思いましたね。
「こいつコード書けんじゃん。」
実際にこういうコード書いて!みたいなリクエストに綺麗なjavascriptが返ってきてしっかり動作したなんて記事も見かけます。
つまり、遅かれ早かれ、大部分の仕事は無くなると思っておいた方がいいってことだなと。
歴史は繰り返す
AIが導き出している答えは、基本的にすでに人類が導き出した情報の積み重ねな訳です。
普通の人が、ググって、ちょっと考えて、まとめて文章にする、という作業を数秒で行うことができるわけです。
こんなことってつい数年前起こりませんでしたっけ?
そう、図書館に行き、本と新聞を漁り、調べたことをメモメモ。
これがインターネットと検索エンジンによって誰でも数秒でできるようになったのです。
マクロで見ると同じことが起こっていると言えます。
つまり、ちょっと小難しいことを調べて、文章や表にまとめるくらいの作業は、図書館に行って調べ物をするくらいのポジションに変わっていくことは容易に予測できます。
なくなる仕事は?あなたは大丈夫?
じゃあなに、おれ失職するの?
確かに市場に必要な人数というのは減っていくのは仕方ないことなのかもしれません。
現にアメリカのような格差社会では、多少の頭脳と体力を使う仕事は機械に奪われて失職者が増えています。
そうです、こういう現象は先進国の方が激しく起こるのです。
とはいえ、なんらかの自浄作用が働くのが法治国家です。
自国民が次々と失職し、飢えているのを放置するというのは考えづらいです。
特に日本はセーフティネットが充実していて、アメリカとは対極的に格差の犠牲になった層を救うという色が強いです。
つまり死にはしないけど、ガンガン稼いでお金が貯まって人より贅沢できる!っていう人は結構一握りになっていくんじゃないかなと思っていたりします。
まとめ
今までエンジニアのような、システムを作る側の人は最後まで仕事が残るのでは、なんて言われてたりもしましたがそんなこともないのかも、と思っています。
おそらくAIが発達した未来に残っている人間がすべき仕事は「正解のない仕事」です。
AIは人間が作り終わった情報を吸い上げてるわけなので、理想がコロコロ変わる人間の定義する「正解」には本質的に辿り着くことはできないのではないかと思っています。
短期的には、この仕事はこうしたら完了と自明なものはAIが素早くこなすため人間は必要なくなります。
ただ、ここはこうした方が良いのでは?みたいな正解そのものを考える必要があるものや、そもそも人間の感情がゴールなものはあまりAIには置き換わりづらい気もしています。
美味しいラーメンを食べてお腹が満たされることと、科学的に血糖値が上昇して脳みそが満腹と感じることはイコールであっても置き換わりづらいはずです。
感情的なものよりも理性だったり合理性を大事しがちな世の中ですが、感情こそが人間の持っている唯一無二の www.kuro-shiba.com
特性ともいえそうですね。
ではでは( *`ω´)ノ
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