こんにちは。くろしばです。
エンジンには水冷エンジンと空冷エンジンがあります。
その違いを考えたことってありますか?
今日は主にツーリングの観点からエンジンの種類の違いを説明します(#^.^#)
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水冷エンジンの特徴
水で冷やすとは
水冷エンジンと言うと、バイク初心者の方はあまりピンと来ないのではないでしょうか。
その意味は読んで字のごとく、
水で冷やすエンジンのこと。
エンジンというのは吸い込んだ空気とガソリンが混じって常に爆発を起こしているわけです。
熱いに決まってますよね。
爆発してますから。
当然何かしらの冷やすものが必要なわけで。
で、水冷はそれが水ってわけです。
でもバイクに冷蔵機能なんてついてないですよね。
エンジンの冷却水は80℃~100℃くらい。
それでもエンジンの温度は下げるには十分というわけです。
そんな水冷エンジンの特色は、アクセルを開けた際にレスポンスが鋭い点です。
これはツーリングをするのか、レースをするのかでガラッと意味合いが変わっていきます。
ツーリングをする上での水冷
スピードをそこまで重視しない長距離のツーリング。
水冷エンジンの鋭利なレスポンスは、振動による右手の微妙な動きを比較的敏感にとらえます。
カンタンに言うと、
いちいちスピードが前後することになる、ということです。
しかしはたまた高速道路での合流を考えてみましょう。
この車が行ったら合流だ!
と思ったときにアクセルを開けてものんびりとエンジンが回ったらどうでしょう。
・・・
と、一長一短にはなるんですけど、のんびりと走ることを好むツーリングでは
少し邪魔になってしまうとも言えます。
空冷エンジンの特徴
空気で冷やすとは
これはわかりやすいんじゃないでしょうか。
空冷とは走行風、つまり走っているときに前方から受ける風でエンジンを冷やす仕組みです。
空冷エンジンには独特のエンジンを冷やすためのヒダがついています。
ここを見ればだいたい水冷空冷の区別がつきます。
ツーリングにおける空冷
内容は水冷のほぼ真逆になりますが。
アクセルに対してのレスポンスは良くも悪くも鈍いです。
ぐっとアクセルを開けるとコンマ何秒か遅れてくる感覚ですね。
国道などでアクセルを急な開け方をしたときによくわかります。
アクセルの開け具合に対して、本来のスピードに乗ってくるまでのラグを感じることができます。
その分右手の微動を気にしすぎずに乗ることができるの良いところだと言えます。
どちらを選ぶか
どっちを選んだほうがいいか。
そりゃ自由です。(笑)
ただ、バイクのどの部分を楽しみたいかってところに大きく関わってきますね。
周りの景色を感じながらゆったりと余計な神経を使わずにバイクをライディングを楽しみたい人。
そんな人は空冷のバイクを選んでみるといいかもしれません。
逆に、レースとまではいかずとも首都高の合流の嵐を通過したりする予定がある人。
そんな人は水冷のギュイン!とした加速が心地よく感じるかもしれませんね(*‘∀‘)
まとめ
レスポンス性能が優れているという点では、水冷エンジンにスペックの軍配が上がるかもしれません。
しかし技術的な新しさ以上に、バイクはあえて古い形を残しているというのがあります。
自分がバイクのどの部分を楽しみたいかを考えると、どんどん楽しくなってきませんか?(^^♪
ではでは( *`ω´)ノ
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