こんにちは。くろしばです。2年前の創業から忙しい日々を過ごし続けていますが、「頑張れる状態」を維持するのは思った以上に難しいです。
何かを頑張れる状態であるためにしている工夫を言語化してみようと思います。
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優先順位をつけることの大切さと難しさ
「会社いきたくないなー」
誰しも一度は言ったことはあるセリフではないでしょうか。
自分にとって会社にいくことがもしかするとそれほど大事ではないのかもしれません。
では会社に行かない選択をしたらどうなる?
仕事を辞めて近所で週3日バイトすると、給料が減る。いくらの給料なら生活できる?
貯金はいくらしておくのがいい?
こんなふうに突き詰めていくと実は当たり前にやっていたこと以外にも人生の選択肢はあるのかもしれません。
もちろん無限にお金や時間があるわけではないので今あるもち玉で最善を選んでいく必要があります。
改めて見つめ直さなければいけないのは、仕事というのは多くの場合2番目か3番目くらいに大事だということです。
ただ、ここで難しいのは1番大切なものだけを後生大事に守っていても満足感のある生活は送れないということです。
何番目かまでは絶対に守り抜く、でもピンチの時には順位が低いものから順に手放さなければならないこともある、という立ち回りが必要です。
立ち回りと自分のキャパシティとで折り合いがつけば、不満爆発な生活を続けることは無くなるはずなんです。
僕の場合はこんな葛藤があります。
1番:自分の体、健康には気を配ること。
何かのために健康や命を犠牲にすることは長期的にはあってはならない。本末転倒。
2番:家族や親しい人間関係。
郊外の閑散とした場所に引っ越してみた結果、やりたいことは全部できる環境なのに何か物悲しかった。
自分は仕事や趣味が充実していても自分を理解してくれる人との関わりがないと心の底から楽しいとは感じることができない。
バイタリティに溢れて色々な活動を行うことは全てこの上に立っている。
3番:仕事
経済活動の中で自分の能力を発揮することが人生の中で大きな部分を占めている。これを外した選択肢は今のところない。
ただ、もしかするとお金を稼ぐという行為とセットで捉えているのかもしれない。
満足のいくお金を稼ぐ、という欲望と分離し切ることができておらず判断が難しい。
4番:趣味。
海外旅行、興味のある分野の勉強、スポーツ、いくつか興味の強い分野があるが、30代ではあまりこれを先行させ続けると3番が疎かになるため一時的に封印。
3番の仕事には大きな労力と時間がかかります。
夢中でのめり込まないと達成できるものも少なく、体力や時間のほとんどを割かないと成果が出ない部分でもあります。
でももっと大事なのは1番と2番。
これらが侵されてしまうところまでは3番にぼっとうしてはいけない。
優先順位はあるがバランスは常に取り続けなければならない。
痛みを伴う抽象の目線
バランスをとることと夢中でのめり込むことは矛盾しているようだけど常に時間軸をずらしつつどちらも満たさなければならないものです。
仕事や趣味、恋愛はのめり込むことで成果を上げる側面がある一方で、要所要所で健康や家族は適度に気を配らないと壊れる可能性があります。
40年仕事にのめり込んで定年を迎えると、奥さんや子供との関係はもう築けない状態になっていた、なんてケースに当てはまるわけではないですが、健康への意識ではそこは強く感じるものがあります。
時間や労力、経済面を見るとあたかも仕事がすべてのベースかのように勘違いをしがちです。
しかし多くの人にとってベースは自分の体やそれを支える家族だったりします。
特に自分の体に関しては、ほとんどの人が無理をし過ぎれば壊れます。
心も無理をし過ぎれば活動の維持が困難になるくらい壊れるケースもあります。
のめり込む必要のある対象から、定期的に戻ってきて全体の状態を把握することは必要なのです。
これが言葉にするとなんともないことのように聞こえますが、実際はとても難しいはずです。
夢中になっているものって寝食を忘れるほど楽しいか、とても追い込まれていることが多いものです。
パフォーマンスを犠牲にせずにほどほどのところで、
「で、何が大事なんだっけ?」
と頭を切り替える必要があるわけです。
のめり込んだ目の前の具体的な問題を少しの間置いておいて、自分の人生で必要なこと、大事なことという抽象的な目線に戻ってくる、
もしかするとこれが人生で一番大事なのかもしれません。
まとめ
単なる思考整理なのでまとまりはないですが、こうしてアプトプットすることが目の前に置かれたタスクよりも大事なのでは?と思い書いてみました。
ではでは( *`ω´)ノ
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