こんにちは。くろしばです。
大阪都構想の住民投票が終わって感じたことを書いていきます。
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ざっくりと大阪都構想を説明すると
僕は初めて聞いた時に、
大阪も都になるの!?なんか変な感じ(´・ω・`;)
と感じたのを覚えています。
初めてこの単語が出たのはもうかれこれ10年前で僕は未成年だったのでろくな理解もしていませんでした。
でも実際はそうではありません。
簡単にいうと
巨大になりすぎてしまった大阪市 と 大阪府が
対立してしまって非効率だから東京みたいに大阪府〇〇区みたいに特別区作って解決しちゃおうぜ!っていう作戦のことです。
東京にある23区は都の直下におかれる特別区であって川崎市幸区とか仙台市青葉区、みたいな政令指定都市の下におかれている区とは種類が違うわけです。
これをはじめたのがあの橋下徹弁護士なわけで、府と市の問題を解決するために府知事と市長を両方やっちゃったり、政党作っちゃったりとすでに歴史に名を残しているわけです。
僕は橋下さんが好き
何で関東育ちの僕がこれに興味を持ったかというと、単純に橋下さんが好きだからです。笑
政策の内容についてはここでは書ききれませんが、目の前のことに本気になって命を燃やして生きていく感覚を持ってる人が僕は大好きなんです。
著名人の中だとホリエモンとかもそうですね。
緻密な計算、というよりは自分のむいた方向に妥協せずに取り組んでいく姿は成功者という堅苦しいものではなく清々しさを感じるからです。
そんな橋下さんの発言を聞いていて、未来を変えるというところに本気でフォーカスしている気がしたので、関東からこっそり応援していました。
否決された理由を分析
橋下さんが住民投票まで漕ぎ着けた5年前はほぼ引き分けに近い形で否決されました。
その後、そのときに肩を並べて活動を行った松井大阪市長と次の世代を担う吉村府知事が中心になって再度今回の住民投票を実現させたわけです。
開票結果は全年代かなり均衡した賛否でしたが、やはり高齢になるほど反対が多かったです。
この政策では未来に新しい希望を取りにいく反面、現大阪市の廃止という積み上げたものを捨てるリスクを伴っていたため高齢者が変化を避けたい気持ちが反対勢力として存在したわけです。
また、投票直前に毎日新聞が出してきた「都構想はもっとコストがかかるんだ」という旨の記事で迷っていた層が反対に流れ込んだとも言われています。
いずれにせよ、未来を本気で描いた人たちが変化を嫌う人たちに負けた印象があり寂しくも感じましたが、僕はそもそも大阪市民の意見を聞いても反対が多いのはごもっともなんじゃないかと思っています。
なぜか。
そもそも大阪都構想は大阪を世界で戦えるようにするため、無駄をなくし大阪府が大阪市と血を流し合うことなく効率的に政治、財政を回して行こうというものだったと僕は理解しています。
言ってみれば力をつけすぎた大阪市が大阪府の足を引っ張るからその力を大阪府に戻して戦っていく方針である以上、大阪市の力は弱める前提なんじゃないかと。
それを大っぴらに一旦じゃ賛成されるわけもないから今回の策を講じた 大阪維新の会 が大阪市民の理解を得るには限界があったと思うんです。
この試作で20年、30年後にメリットを得るのは大阪市ではなく、大阪府であり、関西であり、日本である、そういう政策だったんじゃないかと思うんです。
逆に大阪市にしてみれば目先ではむしろ持っていた権限、財力を府に奪われてしまうイベントでもあるんじゃないかと思ったんです。
対立政党になった自民党らはそこにフォーカスして反対を推していました。
目先の話だけでいうと確かに自民党らの言い分は筋が通っていたし、目先のコストに関しては松井さんの言い分は論理が弱いようにも感じました。
そこの部分では大阪市の高齢者の理解を得ることはとても難しかったことが想像でき、むしろ2回連続で半々まで持って行ったという方が僕は奇跡に感じました。
何はともあれ、投票権すらない国民の関心を政治に集めた今回の大阪都構想には何か心を突き動かすようなそんな感じがしました(._.)
まとめ
人口が減少しているということはどこの地域も例外なく高齢者の方が若い世代よりも多いということになります。
これだけだと、へー確かにおじいちゃんおばあちゃん多いねー。
で終わってしまうのですが、
日本の政治が民主主義でその人数比率によって政治家たちが執り行っていく政策が変わってくるということです。
つまり人数の多い高齢者のためばっかりの政治になるということです。
高齢者の権利は尊重されるべきだと思いますが、より未来の世代がその負債を請け負うのはなんとも切ないし、当事者としても納得いきません。
どんなに喚いたところで民間人にできるのは選挙にいくことだけかもしれませんが、世の中で今何が起こっているのか、その根幹である政治を理解するのは必要なことだなーと感じる今日この頃でした。
ではでは( *`ω´)ノ
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