こんにちは。くろしばです。
お金のことを考えてゆく上で避けては通れない投資というもの。
一言では言えないほどの手法や対象があり、何をどうすれば良いのか迷っていましたが大まかに方針が決まったので書き残します。
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投機とゼロサムゲームにお別れ
まず投機という言葉、投資と比較してよく使われますが簡単にいうと
「今がチャンスだ、BETしろー!」的なやり方のこと。
投資ということばと比較すると、投資は政治経済、世界情勢、または企業の状況などを根拠にして資産を投じるのに対して
投機は根拠はぼやっとしているけど値が上がってるから今買えば儲かる!
みたいな戦い方をすることです。
2つとも価値の変動があるものを売買する点は変わらないですが、再現性があるかどうかが大きな違いとなります。
極端な言い方をすると投機はまぐれにちかい掛け方をするわけです。
ゼロサムゲームについては、デイトレードとかに言えることなのですが、
zero sum つまりマーケットの中で勝者の利益と敗者の損失が合計すると0になるような場所で戦うことです。
例えば日本株でデイトレードをするのであれば、
日本の市場に出回っているお金の量は変わらないのに、そこに儲ける人が現れる人がいるということはかならず同じだけ負けている人がいるということ。
こういう戦い方の真似事をしてテクニカル分析(チャートの波形を読んでその後の値動きを予測すること)の勉強を始めたりもしましたが、
この土壌で戦うのは片手間では厳しいという結論に至りました。
だってそうでしょう、ガチンコで勝負して敗者から利益をさらっていくには日中値動きを凝視すべきなのはもちろん、常に相手に勝つための戦略と知識を入れ続けなくてはならないということ。
片手間でやるには現実的ではないと思いました。
主戦場でないならインカムゲインを狙う
僕が今でやろうとしていて、お別れを告げた投資方法、あるいは投機は利益の中でもキャピタルゲインを狙うものでした。
キャピタルゲインとは売買益、つまり安く買って高く売ったことによって得られる利益です。
株が上がった!みたいな稼ぎ方です。
でも僕はもう諦めました。
だってこの世界、プロがやったってまあまあ負けるらしいじゃないですか、この方法だと。笑
素人の僕が大儲けしようなんて虫のいい話だったのです。
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ここが大事なんです。
何が大事なのか。
それは大儲けをしないこと。
キャピタルゲインの反対語はインカムゲインです。
保有している資産などによってちびちびと無条件で分配されるお金のこと。
株だと配当金がそれに値します。
株を持っていれば誰でももらえるんです。
中には配当金を出していない企業もあるし、配当金をどれくらい出すかがあまり安定していない企業もあったりします。
逆を言えば、そこそこの配当金を長期間安定して配分している企業の株をしこたま持っていれば一生お金増え続けるんじゃね?って話です。
これが僕が最近行き着いた答えです。
なんで今までこんなに確実に勝てるものに手を出さなかったのか。
それは僕がギャンブラーだからですかね。笑
興奮しない米国株こそ至高な理由
同規模の元金で考えると、インカムゲインで得られる金額はキャピタルゲインで得られるものよりも小さいです。
キャピタルゲインだと新興企業の株が倍になる!なんてことは十分起こり売ります。
元手が100万ならあっという間に200万になる可能性を持っているわけです。
それに対して配当率は年間で高くても5%前後。
あまりにも夢がないですよね。笑
それでも資産形成という観点から考えると倍に増えるかもしれないけど半分になっちゃうかもしれない作戦よりも減りづらい作戦をとったほうが、
自分の費やす時間を考えても得策というわけです。
しかも得られた配当金をひたすらまた株を買うことに使い続ければ数十年後にはなかなかの利回りになってくるのです。
これを複利って呼んだりもしますが、要は利益分もまた投資すれば雪だるま式だよね、って話です。
ここまでようやく米国株を選ぶ理由ですが、米国の銘柄には長期投資インカムゲイン狙いに向いた銘柄が多いということです。
その国がじんわりと成長し続けること
その企業が配当金を出し続けている、あるいは増やし続けてる実績があること。
その企業の配当率が低くないこと
アメリカの企業は日本企業よりも比較的配当金を返し、株主に還元する傾向が強いのですが、その中でもすでに成長しきっていて、今後もそのマーケットでは派遣を握り続けるであろう企業に投資をしていく必要があります。
もう一つ大事なのは同じような企業に偏って投資せず、長期間のうちに経済状況が変化しても、株価の変動を吸収できるような分散を行うこと。
この条件を満たせていれば別にアメリカじゃなくてもいいんですけど、アメリカが割とぴったりだよねーっていうだけの話です。
ちなみにここに行き着くまでに何冊かの本を読みましたが、この本で方針が固まりました。
余裕があればちょっと違う角度からの情報も入れてみると考えが偏らなくてよいですよ(´∀`)
まとめ
時間をかけすぎない投資をするのは大事なのですが、背景となる世界経済だったり政治、金融の知識を絶えずアップデートさせていくということは蔑ろにしてはいけないです。
手間のかからないいい作戦だとは思うのですが、工夫をやめてしまっては生き残っていけないというのはどんな分野においても変わらないと思うんです。
今回は闇雲にやってた投資の軸が僕の中に出来上がってきたということで記事にしましたが、
今後も興味深いものがあればまずは知ってみるという気持ちを忘れずにお金のことを考えていきたいと思います。
ではでは( *`ω´)ノ
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