こんにちは。くろしばです。
最近日本株を少し買い足したので、いつもお世話になっている株主優待についてざっくり説明してみました。
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株主優待とは
老後が安泰、なんて認識はここ最近で崩れ始めている昨今。
将来にむけての資産形成のために投資をはじめたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし投資と一口に言っても目的はさまざまで、その人その人にあったやりかたというものがあります。
そんな中でも株主優待目的の日本株投資は必要知識、難易度、リスクどれをとってもかなり敷居の低いものではないでしょうか。
株主優待とはなんなのか
それを理解するためには株式会社の仕組みについて理解する必要があります。
いまからそれを数行で説明しようと思います。
株式会社、というのは会社の経営権を株券にして世界中の人に売り払っています。
それを買うこと = その会社の未来に期待してお金を貸すこと
となるわけです。
晴れて株主となった人には2種類の利益を得るチャンスがあります。
1つ目は
「今年いっぱいお金を貸してくれててありがとう、はいこれお礼のお金!」
という、投資先の企業から貰えるお金。
2つ目は
持ってた株の株価が上昇して、売ったら利益がでた
という、売買によって得られるお金。
株主優待は1つ目の利益を現金ではなく、その会社独自の商品、商品券やサービス券などで受け取れるもののことを指しているのです。
つまり、優待制度のある会社の株を買って持ってるだけでOKなのです。
投資とギャンブルの境目は
投資とギャンブルがごっちゃに認識されていることもありますが、いったいどこからが投資でどこからがギャンブルなのでしょうか。
投資には興味あるけど、ギャンブルには興味がないと言う人は多いですよね。
極論をいうと、見えない未来に対して自分のお金を投じることは全てギャンブルであるとも言えます。
そう言う意味で言うと、銀行口座に大事に眠らせておくこともギャンブルということになります。
なぜか。
円安、なんて言葉をニュースでよく耳にすることがあります。
日本も一応世界経済の中で一生懸命生きているわけで、輸入、輸出を行いながらなんとか不自由なく暮らせる状態を保ってるわけですね。
円安というのは、世界の通貨と比べたときに日本円の価値が下がっているということ。
だからどうした、1000円は1000円だろうが!という気持ちにもなるかもしれませんが、その1000円の価値が下がる、ということなのです。
例えば、今、AmazonのPrimeに月額1000円で登録していたとします。
それが円安が進むとアメリカのAmazonからみたときに、
「月額に1000円払ってくれたらPrime会員登録できるよ」
な状態から
「1000円?だめだめ。2000円払ってくれなきゃPrimeのサービスは使わせられないよ」
な状態に変わっていくということです。
だいぶ話が逸れてしまいました。
つまり円でもっておくのもなかなかリスクなわけで、ギャンブルかどうかの境目なんて存在しないというのが僕の考えです。
じゃあ何をするべきなのか。
それはリスクの少ない確実な方法を選んでいくべき、ということです。
先ほど書いた、2種類の利益。
ずいぶん違った利益の出し方なのってわかりますか?
1つ目の利益はインカムゲイン、といって保持しているだけで必ず貰えるという利益の取り方。
2つ目の利益はキャピタルゲイン、といって値段が上がったら、利益がでるというのもの。
必ず、と上がったら
もうお分かりですよね。
もし無理にでもギャンブルと投資の境界線を引くのであれば、僕の定義では素人の狙うキャピタルゲインはすべてギャンブルです。
会社の株価というのはあまりにも多くの要素によって動いており、その動きは専門家でさえも予測し切れるものではないのです。
あとづけで株価が上がった理由、下がった理由をあーだこーだ言うことはできますが、そんな安定感のないものに将来の計画を任せて良いものでしょうか?
確実な資産形成にはインカムゲインの発想が不可欠です。
必ず貰える利益、言葉にするとあまりにも怪しく聞こえますね。
でも安心(?)してください。
インカムゲインで得られる利益はキャピタルゲインのそれより遥かに低いです。
10万円で買った株の株価が2倍になったら10万円の利益になりますが、インカムゲインとして得られるのは半年、一年かけてせいぜい数千円です。
効率が悪いように見えるでしょうか。
でもこれが事実です。
この世の中に短時間で楽に大金を儲けられるような作戦は存在しないからです。
長期の欲求をコントロールする
ながながと書きましたが優待券をもらうことはある種のインカムゲインになるわけで、立派に自分の資産を運用していると言えます。
僕はこの制度の目には見えないメリットを感じています。
株主優待で受けて取れるものには日用品から贅沢品までさまざまです。
ここで普段我慢しているものを思い浮かべてみてください。
例えば普段はあまり外食をしないようしている、とか。
そんな人は食事券が貰える株主優待を狙うと良いです。
優待券はその用途にしか使うことができないので確実にそのお店に食事に行くことになります。
そうすることで欲求を満たすというイベントを発生させるのです。
そうすることで他の無駄遣いを抑えて無傷のまま満足感のある生活を送ることができると思います。
物欲や食欲が強い人は、ある種の満たされたい病なんだと思います。
僕もそうです。笑
企業にお金を預けることで欲求満たしサービスを受け取るというこの作戦、一度検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
株価と睨めっこせず、ハラハラせずに自分のお金を運用してみることができる株主優待。
「株を買う」という経済活動のお試しとしてもちょうど良いのではないでしょうか。
証券口座を操作することでのんびりと金融の知識を増やすこともできるで是非試してみてください。
ではでは( *`ω´)ノ
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