キーボードとマウスをおいてボールペンを握るエンジニアリング

20260924_eyecatch 仕事

僕は集中力が落ちた時のサインとして、無意味なマウスとキーボード操作という癖があります。

どんな時にそれが発動しているのか、どうしたらその状況を打破できるのかを考察してみました。

無意味な画面操作

クリエイティビティの少ない仕事をしていると、ついいつものPC動作を何も考えずに続けてしまうことがあります。なんの意味もないAlt + Tab(MacならCmd + Tab)、着手中のタスクチケットを眺めてステータスを確認、チームのSlackを眺める、そしてスマホに目を落とす、これを繰り返して5分くらい時間が過ぎていることがあります。

僕は我ながら集中力がなく、特にフルリモートでの仕事中は集中力を保つためにあれこれ工夫をしています。

そのうちの一つにリストアップされそうなのが、パソコン操作をやめるということです。頭で考える前にキーボードとマウスに手を置いた後は必ず生産性が爆落ちします。開発工程に例えると案件の内容も確認していないのに実装を始めたような感覚です。エンジニアの本質は実装!みたいな論調が最盛期だった2010年代半ばにキャリアを始めた僕としては、この癖が抜けないところがあります。ドキュメントはすべてコーディングで表現しろ、コードを書いている時間こそが生産的、出社する意味なんてない、こんな意見がキラキラエンジニアの中で蔓延った時期ってありましたよねw一度は僕もそれに染まりました。

本当に頭を使うときはボールペン

これはエンジニアではない人のアドバイスですが、良いビジネスマンのたしなみはメモ帳とボールペンだと。いやいや、いちいち紙に書かなくても、と最初は否定的だった僕ですが、今ではWEB会議の時は必ず手元にB5のノートとボールペンをセットしています。

キーボードの操作は少し間違うと違う文字が入力されますし、使っているツールのフォーマットに従わないことには情報を残すことはできません。テキストエディタでは気軽に絵や図を挿入することはできないでしょう。

このPCのお作法に則るための脳みそのリソースを全力で相手の言っている言葉に耳をかたむけることに使うべきだということなんです。僕は特に相手の話をよく聞くのが苦手な自負があるので、聞くことに全力になるために、残すことには極力労力を割きたくありません。よって殴り書きや絵の挿入が気軽で、空間を使ってメモを残せる手書きを今も続けています。

AIの文字起こしでメモは不要か?

最近はWEB会議で話した内容をAIが文字起こし、要約までしてくれます。こんな時代に手書きのメモが不要かというと僕はそう考えていません。

情報を残すということの本質は、自分で咀嚼することです。スナップショットを取っただけではただのrawデータがそこにあるだけで再利用可能ではありません。AIが見事に会議の内容を要約しても、咀嚼したAIは即答できても、いざ自分がその知識を使おうと思ったときに情報が引き出せないのです。

つまり書くことで咀嚼も同時に行なっているということです。

キーボードはなるべく触らない

会議を例に出しましたが、考えて0から物事の形を作り出す段階において、ガチガチのフォーマット前提のPCツールはあまり役に立ちません。あらかじめ定められたフィールドに情報を入力することがワークするのは、すでにそのフォーマットに落ちた作業を繰り返し行うときです。

そうでない作業を行うときは本来PCはいらないのです。でも癖で触ってしまうんですよね。ついぽちぽちっと。それをやめるためにうまく頭が回転していないときは意識的にキーボードとマウスから手を離してみることにしましています。

まとめ

PCを操るのがかっこいいと思ってなんとなくこの世界に入ってきた僕ですが、ちゃんと仕事をしようとすればするほどPCから離れていく感じがします。

PCが目的だったポンコツからPCを手段にする社会人にいい加減ならないとなーと。

ではでは( *`ω´)ノ

タイトルとURLをコピーしました